弊社のお問い合わせの中には、中国で用友導入を検討しているが日本語で話を聞きたいので相談に乗って欲しい、現地法人が用友を選択したいと日本本社に話をしたがイマイチ用友と言うソフトのイメージが分からない等の導入を前提としたお問い合わせを受ける場合があります。
今回は中国の業務拡大に伴い外部委託していた財務業務を社内に移管を予定していた企業様の導入事例をご紹介。
中国側のハンドリングは日本の海外事業本部が窓口となっていたため、弊社のWEBサイトにご相談があった案件となっています。
用友U8の導入範囲とお客様の基本情報
用友U8の導入範囲
元帳、UFO帳票、買掛管理、売掛管理、固定資産の導入、日本人スタッフへ用友操作の日本語での説明
お客様情報
設立:1981年
資本金:107億円
従業員:896名
取扱品:化粧品や健康食品の製造販売
【中国拠点情報】
設立:2013年
拠点:上海
用友U8の導入の背景
現在は財務部の記帳業務を外部委託にて対応していましたが、中国国内での製品の販売量の拡大を受け財務スタッフを採用し社内管理に切り替えを検討していました。
業務の切り替えは日本本部の海外事業部が主導で対応しておりネット検索を行った所、上海HSTのサイトを発見し日本語での相談が可能な点や用友の導入事例より相談させてもらいました。
打合せの際は日本側の懸念点や導入までの進め方など数回の面談をさせてもらい最終的に用友導入を決定しました。
契約後は日本語と中国語の導入日程表の提示、会計事務所に記帳作業の業務委託していたため、過去の記帳データの移行方法や日本側が希望するパソコン機器へのインストール作業など導入判断の可否についても、明確に回答を頂き移行に関する対応を依頼しました。
今後の用友運用イメージと展望
現在の中国でのビジネスは日本で製造した製品を中国の代理店経由で販売しています。
代理店は中国のECサイト(タオバオや京東)で製品を販売していますが、代理店販売だけではなく自社での販売も考えており、ECサイトのデータを連携した販売管理システムの導入も可能と伺っており、ECサイトでの販売計画が進み次第、システム連携の相談を検討する予定です。
また現在代理店からの発注データはBtoCのデータのため非常に細かく多くのデータの受け渡しが必要となっています。このデータを元に日本側が在庫の確認や売上入力を対応しており、大変骨が折れる作業と聞いているので、この辺もシステム連携を実施し省力化に繋がればと思っています。
記事のまとめ
用友U8の導入を決定したお客様の事例をご紹介しました。
今回のような用友導入や用友を使った開発など日本語でのご相談も可能ですのでお気軽にご相談ください。