日本と中国の財務会計で大きく異なる点は、日本の会計決算(締め)は年に一度ですが、中国の財務会計は毎月一度である点です。
そのため中国では出力する資料も基本的に月次単位の資料となり、日本的な年次単位の資料を作成する機能は持っていません。
そんな中国と日本の財務会計の溝を埋めるのが、弊社財務会計連携ソフト「看看」です。損益計算書の年次出力をご紹介したいと思います。操作方法の動画も紹介しますのでそちらもご覧ください。
中国と日本の財務会計の差を埋める「看看」の年次出力機能
先にご紹介しましたが、中国の会計処理は月次で会計決算(締め)を行います。そのため用友U8の機能において損益計算書は月次出力を行う事ができますが、通期(年次)を通しての損益計算書の出力を行う事ができません。
日本では通期での損益確認を行いながら、今年度の売上達成、経常利益目標などを確認し、翌年の予算の検討を行うのが通例かと思います。
中国の損益計算書から年次の資料を作成するには、一旦月単位に出力した資料を準備し、毎月分のデータを資料にコピーし、合計額を計算する手作業の手間と、手作業によるミスが生まれる可能性がある、非常に面倒な作業です。
手作業不要で自動的に年次損益計算書が作成
そんな面倒な作業も中国財務会計連携ソフト「看看」を利用すると一発解決。指定した年度の年次損益計算書が出力され、四半期毎の数字も一目瞭然です。
今までは①中国財務データ入手、②毎月データのコピー、③通期用の科目別集計という作業が必要でしたが、「看看」を使うと全ステップの作業を行わず損益計算書を出力。
手間なく本来の目的の監査作業へ移ることができるのです。
今まで日本の年次決算に併せて、一秒でも早く入手したいと思っていた資料、現地に依頼をしていると、多くの作業ステップを踏むため、日本への提供が遅くなる事も多いと思いますが、「看看」を使えば、素早く年次損益計算書を入手することが可能です。
用友U8データ連携ソフト看看を使った年次P/L操作動画
以下の動画は実際に「看看」アプリを使って年次損益計算書を出力しているイメージ動画になります。また「看看」アプリを利用すると中国語の勘定科目も日本語勘定科目に自動変換されるので、変換作業も不要で作業効率も上がります。
※2級科目以降の日本語表示は各社で異なるため別途契約と変換作業が必要です。
記事のまとめ
如何でしたか?
中国と日本の業務の溝を埋める「看看」アプリの紹介でした。
損益計算書の作成作業が面倒だった。中国側の依頼が手間だった。そんなお困りの企業様、是非「看看」アプリの導入をオススメします。