弊社用友ドッココムを運営している上海HSTは中国の日系企業様を中心に業務改善に繋がるシステムを導入、開発している会社です。

今回は日本本部のお客様の依頼により用友に関連するハード機器一式、用友財務データを確認できるデータ連携ソフト「看看」をご契約いただいた、中国で製造業と貿易業を運営するお客様の導入事例と弊社を選択いただいたポイントをご紹介したいと思います。

用友導入の検討材料の参考にして頂ければと思います。

用友U8の導入範囲とお客様の基本情報

用友U8の導入範囲

用友U8は他の代理店で既に契約していたため用友U8を稼働するサーバーとセキュリティに関するインフラ環境の導入、用友データ連携ソフト「看看」の導入

お客様情報

従業員:2200名
取扱品:自動車用品

【中国拠点情報】
拠点:広州

弊社に用友U8のお問い合わせをしたキッカケ

中国の現地法人で用友U8の導入を検討していたのですが現地法人に日本人スタッフが不在

中国人スタッフ任せの状況とコロナの影響で出張が出来ておらず、日本本社に導入プロジェクトの進捗報告を受けた際に気になる事項があり上海HSTさんに相談したのがキッカケです。

現地主導で見積を地元企業に依頼をしていたのですが、日本側から見積項目について現地企業に質問をしても明確な回答が得られない状態でした。また見積内のハード機器など調べるとどう考えても一般的な価格帯より高い点がありました。

また出来れば日本側から用友が見える仕組みを導入したかったのですが、現地企業はこの辺の知識が無く明確な回答がありませんでした。

このような状況から現地企業の対応に不信感を抱いてしまい、ネットで用友の対応ができそうな企業を探していた所、上海HSTさんのサイトを発見しお問い合わせしました。

上海HSTと契約を決定したポイント

第一:必要なハード機器の提案と見直し

必要なハード機器や用友の機能など日本側が分からない点を明確に提示して頂けました。

初回の打合せの際に現地見積の項目を確認いただいたのですが、現地企業の見積もりはハード機器がオーバースペックで価格が高かった点、用友を安定して運用する上で必要なバックアップ機器などが含まれていない点の指摘を受け、用友の安定稼働が可能なスペックやハード機器の見積の提供を受けました。

バックアップ機器やワクチンソフトなど安定稼働に必要な機器やソフトが現地企業から提案が無かった点が分かったのは契約前に分かって安心した点です。

第二:見積もりのコストダウン

打合せ後に現地法人の費用と比べ45%ほどコストダウンが図れた点です。

安定稼働に必要なスペックでバックアップ機器を追加したにも関わらず、コストが抑えられた点も助かりました。

第三:日本人と日本語を話せる中国人スタッフとの打ち合わせ

上海HSTさんとは日本人と日本語が出来る中国人スタッフを交えて打合せをして、現地法人の中国人スタッフと情報の共有と理解を深めながら会議を進められた点です。

中国現地法人側も用友導入(次バージョンへの切り替え)について、代理店と打合せが蜜にできていなかったようで、用友購入に直接HSTさんは関係が無かったのですが相談をさせて頂きました。

第四:現地データの監視可能な用友データ連携ソフトの存在

出張費用のコストダウンと不正抑止に使えそうな用友データ連携が可能なアプリの販売をされていた点です。

日本から用友にアクセスしたい点を相談したのですが用友は日本語の対応が無いため日本人には操作の難易度が高い点が判明したのですが、HSTさんより自社開発の用友の仕訳データを日本語に翻訳が可能なアプリの紹介を受け、興味を抱き導入に至りました。

記事のまとめ

如何でしたか。用友U8に関する新規導入を行うお客様の導入事例でした。

今回のお客様とは用友ソフトは現地子会社が以前から取引のあった他の代理店と既に契約を締結されていたため、用友運用に必要なハード機器一式、日本から用友データを参考するアプリ「看看」の契約を締結させて頂きました。

中国では日本人責任者が不在の場合は中国人スタッフ主導で作業を進めるため、日本側の目線で考えると理解が難しい点も多くあり、商談を進める場合に弊社が日本と現地法人の橋渡しをしながらプロジェクトを進めさせて頂く場合もございます。

全体の状況を確認してお客様の運用に合致するソリューションをご提供いたします。

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