用友データ連携ソフト「看看」のご導入に辺り「よくある質問」にて、Q&A形式で質問事項を公開しておりますが、より具体的な機能について、お客様よりお問合せいただく場合がございます。
今回は更に踏み込んで「お客様のからのお問合せ」に対しての、ご提案事例を交えて「看看」の機能をご紹介したいと思います。
ご紹介するお問い合わせの事例をご覧いただき導入検討の参考にして頂ければと思います。
実例、日本企業が抱える中国現地法人との問題点
お客様の現状抱える問題点はこのような内容でした。現在、月次での報告書を入手しているが、報告書の明細については入手が出来ていない。以前は報告書と別途、売掛金や買掛金の明細も提出があったが、提出されなくなった。
提出されなくなった背景として、以下の社内状況がある。
・日本人財務担当者が現地に不在であり、現地に直接指示が出せない
・中国人財務担当者が頻繁に転職を行い、引き継ぎが行われていない
・当初は日本語が出来る中国人財務担当者だったが、現在は日本語が解らない中国人担当
・日本語が分かる中国人財務担当者を探すが、合致する人材が少なく見つからない
お客様の問題点を分析。「看看」の機能で要望を満たす結果に
以上の問題点を伺い「看看」に期待する事として、お客様より以下の要望を満たすことが可能か相談を受けました。
(1)中国財務担当者に依頼せずに、日本側から必要な資料を入手したい。
(2)元々提供があった売掛金や買掛金の明細情報を入手したい。
(3)財務会計ソフト用友のバージョンや環境は不明。導入の可否の確認が必要。
(4)「看看」というソフトがどんな機能や動きをするか解らないので、デモを見たい。
弊社からの回答としてお客様の要望は、弊社「看看」で全て満たす内容でした。
(1)(2)については、「看看」を導入する事で解決する内容であるため、問題なくお客様のご要望を満たす結果となりました。
(2)は仕訳データを出力できるため出力後にデータ加工で完了。データ出力が手間な場合は弊社側で帳票出力の開発も可。※データをダウンロードしたいという事で、オプション機能を併せてご提案。
(3)の現地の財務会計ソフト用友のバージョンや環境の判断については、導入する際に利用する「検証ソフト」があり、「検証ソフト」を対象機器で実行すると、中国現地法人の用友のバージョン、ご利用環境のOS、通信速度などわかり、「看看」の導入可否の判断情報が分かります。
また(4)については、デモ環境を整えておりますので、導入前に先行してご確認いただき、納得した上でご検討を頂くことが可能となっています。
「よくある質問」にてご紹介した内容と一部重複する問題点もございますが、より実例に近い状況のご紹介を通じて、同じような問題点を抱えている日系企業様の、問題改善、ヒントに繋がればと思っております。