このサイトでご紹介している中国財務会計ソフト「用友U8」について「会計基準」「運用面」「基本機能」「連携機能」にクローズアップして、中国で用友がナゼ選ばれているのかをご紹介したいと思います。

用友U8で運対応可能な会計基準

「用友U8」とは中国における財務会計ソフトの一つで「用友」内の財務会計ソフトシリーズの一つです。「用友U8」は中国の新企業会計準則及び国際会計基準(IFRS)に対応した財務会計ソフトとなっています。

また中国式の財務諸表様式勘定科目を標準装備。各業界で利用する勘定科目も準備されているため、「業界が異なる」と思っている方でも安心して導入が可能です。

用友U8の運用面のポイント

「用友U8」を導入するにあたって運用面でのポイントを重視して導入されるお客様もいます。「用友」は財務会計を学習する人材向けに教材も多く出版されており、会計に関する大学では用友の学習する場合もあります。

「用友」を理解している、または経験者や財務担当者など人材が豊富なため、システム運用面での人材確保が容易です。

「用友」は中国政府から推奨されている会計ソフトの一つであり、そのため法律改定などが起こった場合、政府推奨の用友はいち早く対処されます。

そのため人材確保や利便性など運用面のメリットを考慮して導入されるお客様もいらっしゃいます。
財務会計ERPソフト用友U8の特徴【運用面】

用友U8の基本機能のポイント

「用友U8」の基本的な機能をご紹介します。ここでご紹介する機能以外にも多くの機能がありますが、日本とは異なる概念や日系企業での導入検討で質問事項がある点をご紹介したいと思います。

「用友U8」は増値税インボイス発行システムと連携し増値税発票の発行が可能です。中国には「増値税」と呼ばれる税制度があり、中国のビジネスでは「増値税発票(インボイス)」を発行する必要があります。

そのため「用友U8」は増値税発行システムと連動して、手入力による作業軽減や入力ミス等のヒューマンミスの防止、不正防止が可能です。

またシステムで表示される言語については中国語と英語の二言語の表示が対応しており、中国語は簡体字と繁体字の二種類の表示が選択できます。

同様にシステムで画面表示や帳票などに表示する通貨はマルチ通貨機能を搭載しており、財務データの金額情報を元に変換表示が可能。異なる通貨単位で画面表示や帳票出力が可能です。

基本的な利用言語は二ヶ国語となっていますが、弊社のパッケージソフトを利用すると、決算で利用する帳票類について日本語表示が可能となり、中国語が分からなくとも運用面において利便性が格段にアップします。
財務会計ERPソフト用友U8の特徴【基本機能】

用友U8の連携機能のポイント

「用友U8」は財務会計ソフトですが、ERPソフトとしての側面があり必要なモジュール(機能)を追加して、販売管理や購買管理、在庫管理など顧客業務のサポートを実現しています。

「用友U8」のモジュールとして管理会計、SCM、製造、HR、OA、CRM、DRPなど準備しており、財務モジュールと連動して利用が可能です。

またEAIツールを準備しており、他社システムとのデータ連携も可能です。弊社導入実績もありますが財務モジュール部分は「用友U8」をご利用いただき、自社開発の販売管理システムと連動、「用友U8」の財務・販売管理モジュールを導入して、弊社開発のECサイトと販売管理モジュールと連動など「用友U8」と垣根を越えて別システムのデータ連携が可能です。

また「用友U8」にあるパラメーター設定を、ユーザー側で簡易に変更することが可能です。例えば必須項目や小数点の桁を変更したい、追加したい。顧客の運用によって異なる入力項目の変更等はシステムエンジニアに相談せずに自社内部で対応が可能です。

※難易度の高い設定や関連性の高い設定についてはシステムエンジニアと相談の上、パラメーター変更が必要です。
財務会計ERPソフト用友U8の特徴【連携機能】

記事のまとめ

如何でしたか。「用友U8」の導入をご検討中の日系企業の財務担当者の方、「用友」が中国で選ばれる理由がお分かりになったかと思います。

更に踏み込んだご質問、ご不明な点などありましたら、用友担当の日本人または日本語ができる中国人スタッフよりご回答いたします。

財務会計システムの導入または刷新をお考えの方、お気軽にご連絡ください。

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