中国財務会計ソフト用友の主要機能の財務モジュールの紹介

「用友U8」で一番利用が多く導入の基本となるのが「財務モジュール機能」になります。今回は用友U8の財務モジュールを「総勘定元帳」「UFO帳票」「売掛金/買掛金管理」「ネットバンキング」「固定資産」「帳票連携」と、6つに分けて機能のご紹介をしたいと思います。

財務会計の基本となる「総勘定元帳機能」

「総勘定元帳」には各ユーザーの業界で異なる利用形態に沿った勘定科目の定義設定や特定の勘定科目への振り替え機能、また紙ベースの業務と同じく伝票記入や記帳の機能、帳票と伝票をクリックして連動するリンク照会機能、記入登録に関して部下から上司に伺いを立てる承認フローの定義などシステム的な機能があります。

また相殺などで使える内部用の勘定科目の設定なども準備しており、拡張性の高い運用方法を実現します。

財務帳票を総括した「UFO帳票機能」

「UFO帳票」とは用友U8で提供している財務帳票機能の総称で、「UFO」とは「User Friend Office」の頭文字を指します。

用友U8で提供している帳票として「財務報告諸表テンプレート」「貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書の基本３帳票」「ユーザー利用の帳票の設計」があります。

ユーザー利用の帳票設計はユーザー側で作成も可能ですし、必要であれば弊社にて開発してご提供も可能です。

債権債務管理に一役「売掛金/買掛金管理」

「売掛/買掛管理」とは債権債務の管理機能にあたり、回収した債権や支払った債務の金額と現金とのマッチング処理や与信管理アラーム、各債権債務の利息計算、遅延期間別の金額分析、関連帳票の出力、総勘定元帳データとの連携機能があります。

入金情報などの通知連動が可能な「ネットバンキング機能」

「ネットバンキング」は中国の主要銀行のネットバンキングシステムとの連携が行える機能です。

日本の全銀行のような銀行業界の業務連携の共通化が中国は異なっているため、各銀行別にインターフェースを整備、入金情報などを取得して用友の財務データとして利用することが可能です。

減価償却などの資産管理を実現「固定資産機能」

「固定資産」は購入した資産と償却の管理を行う機能です。各固定資産の明細情報管理、減価償却の管理、総勘定元帳データとの連携機能が可能です。

中国国内の各拠点を連動する「帳票連携機能」

「帳票連携」は各拠点別のデータを取りまとめる機能です。中国国内に子会社が複数存在する場合は、連結用テンプレートを準備しており関連する帳票を連結して出力することが可能です。

それぞれの拠点別の資料を手動で連結作業を行う必要がありません。

基本的な用友U8の財務モジュールの各種機能をご紹介してみました。利用頻度の高いモジュールである財務モジュールの基本的な機能を確認して頂き、導入検討のご準備に活用して頂ければと思います。

中国で財務パッケージソフトを検討中や他社ソフトから用友へ切り替えを検討中の財務担当者の日本人の方、お気軽にお問合せください。